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東京タクシーブログ 『個人タクシー目指してます』

東京都内でタクシー運転手をやりながら人間観察に勤しんでおります。タクシーやんなきゃ味わえないあんな話やこんな話。息子が3人いるのでそっちの子育てブログも更新中。




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【安全運転】歩車分離式信号機の落とし穴

交差点では自動車が右左折する時にどうしても横断歩道を跨いでしまいます。


その場合、歩行者信号が青である場合は当然歩行者の横断を車両は妨げてはいけない訳です。


が。

自動車側には死角が数多くあり、その死角に隠れた歩行者を見落として事故になる事があります。

また、安全確認すべき箇所が多い交差点。
他に気をとられていて、目の前の歩行者に気付かずに人身事故に繋がる事もあります。


これらは重大事故に発展する事も多くて危険と言える箇所な訳です。


そこで登場したのが今流行りの歩車分離式信号機。


様々なパターンがありますが、基本は縦の車両(A)と横の車両(B)、それと縦横の歩行者(C)に三分割したタイプですね。

形式としてはスクランブル交差点と同じですが、横断歩道が敷かれてない限り歩行者は斜めに横断は出来ませんのでご注意を。

別に斜め横断いいじゃんって僕は思いますけど、ルール上はアウトです。
恐らく時間的に斜め横断に対応していないからだと思います。
速く歩けない方もいらっしゃいますので。


この歩車分離式信号機ですが、一点大きなデメリットが指摘されています。

それは車両側の渋滞問題です。

信号機の変化パターンが二回から三回に増えるわけですから、その分ラッシュ時の混雑は増大します。

まぁ人命に関わることですから、それで事故が減るなら多少の経済活動の停滞くらいは…。


でも、これで本当に安全になったのだろうか?

そう、歩車分離式信号機で目立つ危険行為を僕は指摘したいのです。


車両側


今まで通常サイクルだった筈の交差点が突如分離式に変更されており、それを知らないドライバーが見切り発車をしてしまうケースがある。

うちの近所でも重大事故が起きた交差点が二ヶ所ほど分離式に変更されており、一年以上経った今でも赤信号で行ってしまう車両がいますからね。

そうでなくとも、ブレーキから足を離してチョロっと進んですぐ止まるプチ見切り発車なんか毎回のようにあります。

こういう交差点にはお巡りさんも配置されてたりして周知を図ろうとはしているんだけど、まだまだ染み付いた癖は抜けませんね。

歩行者側


こちらもまだまだ周知が徹底されているとは言えません。

加えて信号機を守る意識は残念ながら歩行者の方が低いです。

従って、信号機が青に変わってから横断するのではなく、青に変わる筈だからもう歩きだしちゃうよっていう人が大勢いる訳で、これでは想像通り当然危険な目に遭いますよね。

最近は信号待ちでスマホを観る人も多くて、注意力が散漫になっている状況下で何となくの空気で歩き出しちゃう人もいます。


周知徹底を


結局これなんです。

歩車分離式は周知さえなされていれば安全に決まっています。

しかし現状では本当に安全になったと言えるのか甚だ疑問。

もうちょっと大々的に告知する手段ってあるんじゃないですかね?