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東京タクシーブログ 『個人タクシー目指してます』

東京都内でタクシー運転手をやりながら人間観察に勤しんでおります。タクシーやんなきゃ味わえないあんな話やこんな話。息子が3人いるのでそっちの子育てブログも更新中。




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【タクシーネタ】揺さぶり女子校

女子校出身だったっていうおばちゃんをお乗せしまして。

異性の目がないと女子がどんだけ怠惰になるかを熱弁するわけです。

トランプ氏かと思うくらい熱弁するわけです。

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まぁね、男子にもその傾向はあるけど、振り幅が大きいのは確かに女子の方かもしれないね。

それはいいんだけど、僕はこの話を切り出したお客さんの意図をくみましてね。

「あー女子校だと女性は荒れるって聞きますもんねぇ」

っていう、返しですよ。

まぁほら、このパターンはこれじゃない。 ガールズトークとか女子校は男の想像を絶する内容だっていう驚きをぶっちゃけるパターンだと思うわけじゃない。

ここは一旦同調してさ、理解者を演じる訳ですよ。

「荒れてはいないのよ。ちょっと面白いだけなのよ。校則厳しかったし」

「あ、そそーですか。なるほど、ですよね。女性ですもんね」

何だおい。 これは何だ?

どえらいクイックターンかまして来たぞ。

今完全に置いていかれたぞ。

こっちとしたらジャングルの現地のガイドにいきなり猛ダッシュでまかれた感覚ですよ。

ガイドのウヴドベさんの猛ダッシュには追い付けない。

ウヴドベさんは木登りも得意だから、立体的に探さないといけない。

いやまぁウヴドベさんの話は置いといて。

お客さんの行ってた所は結構なお嬢様学校だったみたいで。 校則も厳しかったみたいで、荒れるって程では無かったみたい。

「でもね、近くには男子校があって、素敵な人がいるって噂がたてば下校時間に覗きに行ったりもしたのよ」

「あーそうですか。そういうのはあったんですね。やっぱり思春期ですもんね。でも校則が厳しいと付き合うまでは行かなかったりするんですよね」

ね。 校則が厳しいから。 お嬢様学校だから。

「でも結構みんな付き合ってる人はいたけどねー」

いたのかよ。 付き合ってる人いたのかよ。 いるなよ。 どうしたんだよ校則。

これじゃまるであれだよ。

ジャングルの木々に反響してどこからかウヴドベさんの声が聞こえてきて、同行している通訳の人に何を言っているか聞いてみたら、

「神の怒りに触れし者共に浄化のイカヅチを!」

って言ってますって。

ほんと何なんだよあのガイド! 全くガイドしてくれねぇ。 むしろ邪魔する気まんまんだよ。

いつからだよ。 いつから我々一行に浄化のイカヅチを落とそうと画策したんだよ。

みたいな感じに裏切られた。

こっちのセオリー通りいかないよこの人。 ウヴドベさんくらい訳わかんないよ。

「私は美術部でね、部活動で公園に行って絵を描いてたりしたの」

「わーすごいですね。やっぱりお嬢様学校って感じがしますね」

やっぱしお嬢様学校ですよ。 落とし所はそこですよ。 気品のある良い学校だったって所に落とした方が良さそうです。 僕の中の対人データベースがそう導きだした。

ウヴドベさんに一旦は置いていかれたけど、大丈夫。 僕はウヴドベさんを信じてる。

ジャングルに怒りをかったなら謝ります。 だから出て来てくれウヴドベさん。

「でも実際は部費を使って池のボートに乗って遊んでたりしてたのよ」

ウヴドベさーーーん!

「愚かなる地球人よ」

「な!この声はウヴドベさん!?しかし日本語なのは一体何故!?そればかりか、これは脳内に直接語りかけてきているのか!?」

「我は宇宙の支配者なり」

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「宇宙の支配者だと!?おのれ!ウヴドベさんの様子がおかしいと思ったらそういう事か!ウヴドベさんの体から出ていけ!」

「くっくっく。神のイカヅチをお主らに落とそうとしていたこやつの体を乗っ取ることなど造作も無いこと」

「あ、そこはやっぱりウヴドベさん本人が思ってたんだ。結局なんで恨まれていたのか解らずじまい」

っていう展開くらい読めないよ。 っていうかなんだよこの話。

もういいや。

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