【タクシーネタ】若いタクシー運転手が陥るカラオケでの悲劇
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— ぜつ (@zetupon) 2017年1月9日
こんな事呟いているツイッターもやっております。
嫌々愛してください。
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さて。
比較的若くしてタクシー会社に就職するとね、結構ちやほやされるんですよ。
ドライバーの平均年齢は60歳近いもんだから、職場のおじさんや下手したらお爺さんにちやほやされるんですよ。
話好きな人が多いからさ、人生の失敗談とか色々教えてくれたりね。
まぁ人生経験豊富な人から聞ける話は面白いじゃないですか。
それはいい。
それはいいんだけども。
問題は宴会なんですよ。
いや、正確には宴会で定番のカラオケなんですよ。
社員旅行とか行ったらさ、宴会でのカラオケは外せないじゃないですか。
ジェネレーションギャップですよ。
まぁ~ジェネレーションギャップが半端じゃない。
基本みんな演歌ですよ。
怒濤の演歌ですよ。
全然わかんねぇよ。
銀座の乗車禁止地区のルールくらいわかんねぇよ。
そこにね、新人として入った僕は、歌いそうな人の前に行って言うんですよ。
「○○さん!歌聞かせてくださいよ!」
いや当然微塵も思っていませんよ?
けどまぁこれって一応礼儀じゃん。
歌が上手いなんてちやほやされている人は逆にこう言われないと歌わない。
本当は歌いたいんだけど、でしゃばるのが何かアレだから自らは行かないんですよ。
だからこうやって頼まれたから仕方なく歌うっていう流れを作るわけですね。
「そうか?じゃあ何かいれてよ」
「何かって、誰ですか?」
「俺は何でもいけるよ」
これほんと困る。
ゲーセンのお菓子取るゲームで一度にどっさり落ちたから取り出し口が開かなくなるんだけど、係員が全然見当たらない時くらい困る。
何でもいけるなんて言ってるけど当然そんな訳がない。
そんな訳がないだろう。
これはきっと演歌でしかも有名なやつ縛りなら何でもいけるっていう意味なんですよ。
無理だろ!
ポップスですら疎いのにこのじじぃが歌えそうな演歌を選べってどんな難問出すんだよ。
もういっそ西野カナのトリセツとか入れんぞ!
もうこっからはカラオケのあの番号書いてある冊子をペラペラめくってさ、演歌で有名な人って誰だっけって探るよね。
カラオケって適当に番号入れると大抵演歌になるくせにこういう時出てこねーんだよな。
いやー、でもどうにかよ。
どうにか五木ひろしのページを見つけた時はこの人救世主だって思った。
激似ですね。
上手に描けたので。
大きいのも用意しておきました。
もうこっからは怒濤の五木ひろし推しですよ。
指原莉乃でもここまで熱狂的な推され方してねーんじゃねーかってくらいの完全なる推しメンでしたね。
番号入れるの頼まれた時はすぐ五木ひろしの曲を適当に入れて凌ぐっていう、僕の中でひろしエスケープって言葉が生まれてたから。
「たまには他の人のいれてよ」
呪われているんじゃねーかってくらい五木ひろしぶちこんだ後のこの残酷な一言でひろしエスケープは完全に封じられる事となった。
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