【タクシーネタ】お婆ちゃんのお客さんがしきりに言うカチワリの正体とは
おじさんだらけの職場だから、街でおじさんを見かけると、毎回知り合いかと思ってしまう。
そんなタクシーブログをやっています。
ぜつです。
いやーやっぱりね、タクシーやってて一番ネタを提供してくれるのはお婆ちゃんですね。
断トツに。
ほんともう大好き。
先日お乗せしたお婆ちゃんのお客さんがこんな事を言うんです。
(写真は深夜の中央線武蔵小金井駅付近。綺麗ですね)
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「この先のカチワリんとこ右ね」
お婆ちゃんのお客さんが言う訳ですよ。
いやカチワリって。
カチワリとか当たり前のように言われましてもとか思って。
「え?カチワリですか?」
「そうそう、カチワリんとこ右行って、その先のお寺んとこ左に曲がって」
いやいやちょっと待って。
未解決。
カチワリがまだ未解決だから先行かないで。
お寺の所まで行かないで。
一緒に、順番に解決させて行こう。
「いやちょっとすいません、カチワリって何ですか?お店ですか?」
「ほえーあんたカチワリも知らないの?」
「すいません…」
「ここ真っすぐ行くと電車のとこぶつかるでしょ?」
「はい。世田谷線の線路ですね」
「そこのカチワリんとこ右に曲がれば良いのよ」
良くねーよ。
また未解決のままカチワリ出てきちゃったよ。
このお婆ちゃんすぐカチワリ出してきちゃう。
かなり熟練のカチワリ使いだよ。
っていうかもうニュアンス的にも地理的にも踏み切りだろ絶対。
これどうしたら良いんだよ。
それを言うなら踏み切りだろババァ!とかって訂正したらなんか感じ悪いし、カチワリである意味通じちゃってるからこのままでも問題ない訳だし。
こっちもカチワリのまま通すか、さり気無く踏み切りに軌道修正するか。
決断の時が迫る。
「ええと、ではそこの踏み切りを右ですね~?」
「あ、そう踏み切り。踏み切りんとこ右ね」
時として人は非常なる決断をしなければならない場合がある。
使えなかった。
踏み切りの事をカチワリって呼ぶことが。
カチワリって言葉を口に出す事が何故だか恥ずかしくて。
カチワリ婆さんに幸あれ。
幸あれっていうか、カチワレ。
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