【タクシーネタ】自主的に毒蛙を投げつけたくなるお客さん
好きなお客さんはダイヤモンドをくれるお客さんです。
タクシーブログやってます。
ぜつです。
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酔ったお客さんがね、しきりに言うんですよ。
「この先の右折禁止の標識の所さ、何で右折出来ないのか教えてくれよ!」
面倒くさい感じがすごいする。
面倒オーラを余すことなく漏らしてくる。
「昼ならアレだけど、夜中だったら絶対に右折しても危ないことないんだよ!それとも何か?あんたは警察に味方すんのか?」
いやちょっとまって。
まだその場所に到達していないからなんのこっちゃ分かんないんだけど。
ただね、現時点で言えることは、どっちかっていうと酔ったこのおっさんよりは警察に味方するかな。
どっちかっつーとね。
「資材置き場があった名残で右折出来ないのか?それともあんたは警察の味方すんのか?」
何だよ資材置き場って。
こっちまだ何も言ってないのにおっさんの脳内に依存した話がどんどん飛び出して来るよ。
不親切な話の展開よ。
「ええと、まぁ結構ありますよねぇ、実際は危険じゃないのに規制かかってる道路って」
「そうなんだよ!俺は別に昼間右折しようって言ってる訳じゃねーんだよ?今の時間は危険じゃないだろ?俺はそういう事を言ってるの。それとも何か?あんたは警察の味方か?」
すぐ僕を警察の味方に持っていこうとする。
これで警察の味方ですとでも答えたらとんでもねぇ事になるなって思ってさ、何とか警察とは犬猿の中だって事をアピールしたからね。
こんな酔っぱらいよりもお巡りさんの方が遥かにいいけど。
仲間にするなら絶対酔っぱらいよりお巡りさんだけど。
必ずどっちかに毒蛙投げ付けなきゃいけないってなったら、迷わずこっちの酔っぱらいに投げ付けますけど。
今は仲間のふりしとかなきゃ。
結局それがどこの事だか分かんないまま案内された場所に到着したんだけど、降り際にも念をおされた。
「警察が絶対正しいってことじゃないんだからさ!資材をがないんだからさ!言っといてね!」
「はい!言っときますぅ!」
なんつって返したら満足げにどっかに歩いて消えてった。
結局僕は警察には何を伝えれば良いのだろうか。
取り敢えずね、あのおっさんには自主的に毒蛙投げつけたくなった。
今日の写真は梶ケ谷から向ヶ丘遊園の方へ抜ける途中の道の五所塚のバス停。
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おかげさまで健闘中!