東京タクシーブログ 『個人タクシー目指してます』

東京都内でタクシー運転手をやりながら人間観察に勤しんでおります。タクシーやんなきゃ味わえないあんな話やこんな話。息子が3人いるのでそっちの子育てブログも更新中。




【タクシー情報】タクシー運転手が意図的にメーター操作する事って可能なの?

タクシーの料金メーターをさ、運転手がある程度いじれると思ってるお客さんっているんですよね。


ちょっとだけ料金が上がりやすく設定するとか、何らかのボタン押してワンメーター上げるとかさ。
浜崎あゆみをもう1度大ブレイクさせるとかさ。


全部無理ですから。


機械の設定を変えるには中を開けないといけないんですけど、そこは全部鉛で封印されています。


定められたタクシーメーター検査場が適正に作動しているかの検査を行ったのちに、改変出来ないように鉛で封をします。


その封は一度開けられたら分かるようになっている訳ですね。


つまり運転手が現場で意図的に料金をいじくる事は、押尾学が紅白歌合戦の司会をするくらい有り得ないのです。



否!有り得る!



すいません。

なんか情緒不安定なヤバイ奴みたいな文章ですけど。

自分の中の有り得る派が出てきちゃった感じですけど。


まぁでもね、基本的には有り得ませんよ。

だってそれが出来たら不正し放題じゃないですか。

システムとして不完全ですよ。



否!有り得る!

有り得るったら有り得る!


PR



という訳で有り得ます。


ごめんなさい。
無駄に分かりにくい文章で。

勢いだけで書いてるので。


さて、基本的には無いのですが、全く有り得ない訳じゃありません。


まずどのメーカーのメーターでも料金をいじる機能があります。


それは障害者割引と時間メーターストップ機能。


福祉協力タクシー会社さんのタクシーでは、障害者手帳を提示すれば1割の割引を受ける事が出来ます。


提示されてから運転手がボタンを押して、最終運賃から1割を引いた額の請求となる訳ですね。


もう一つ可能なのは時間メーターをストップさせる機能。


これは高速道路ボタンを押した時と、支払いボタンを押した時に適用されます。


せっかく高速道路に乗ったのに大渋滞で時間ばっかりかかった。

その際に通常通り時間メーターで105秒ごとに90円あげていったらあんまりじゃないですか。

お客さんみんなグレート・ムタみたくなっちゃいますよ。


なので少なくとも高速道路を利用する時はどんだけ渋滞で詰まったとしても、あくまで距離だけが反映されるようにするモードにするんですね。


逆に言うと高速道路利用中に渋滞でピクリとも動いていないのに、メーター料金がどんどん上がるようでしたら高速モードになっていません。


意図的か忘れていたのか知りませんが、メーター不正ですので運転手か会社に文句を言いましょうね。


もう1個時間メーターを止めるモードがあります。

それは支払いモード。


目的地に到着したのに早く会計を済ませないからどんどんメーターがあがっちゃった。

こんな事はあってはならないので、支払い中は時間メーターが止める訳です。


ちなみにあくまで止まるのは時間メーターのみですので、支払いモード中に、「やっぱもうちょっと先に行って」なんて言われて進むと、距離メーターによって運賃が加算される事もありますのであしからず。


支払いになってたら料金は上がらないと思ってる方も多いんですがそれは有り得ません。


止まるのは時間メーターだけ。


さて、これらは基本的に本来の運賃から割引く機能ですので、運転手が無闇にボタンを押したところで損をするだけです。

どMじゃない限り必要以上に押すことは無いでしょう。


では意図的に運転手が本来の運賃に料金を上乗せする事は可能なのでしょうか。


これが実は一部のメーカーのメーターでは可能らしいのです。


昼間だけ。


この昼間だけというのがポイントです。


タクシーは夜の10時を過ぎると夜間料金として2割増しになります。

これは距離も時間も2割上がりやすくなるという意味。


本来はメーターに内蔵されている電波時計がオートで2割増しにします。

しかしお客さんを乗せて走り出してすぐに押す実車ボタン。

これを2回押すと、2割増しと通常を切り替えられるメーターが存在しているらしいのです。

これは不正改造ではなく、機能としてあるようです。


つまり夜間割増しの時間帯に2回押せば実質2割引になり、逆にそれ以外の時間帯に2回押せば、なんと2割増しの料金に変わってしまうのです。


なんてこった。


僕はそんな事が可能なメーカーのメーターは見たことがありませんが、確かに存在しているようです。


もちろんそういった仕様のメーターなので不正に使っていなければ何の問題はございませんが、悪意のある運転手と合わさってしまった時に余計に料金を請求される可能性がありますね。


お客さんがこれを暴く方法もございます。


まず割増しと言っても、ボタンを押した時点で即今までの料金が2割増しになる訳ではございません。

ボタンを押して割増しモードになった時点から先のメーターが2割上がりやすくなるのです。


つまり不正を行おうとする場合、早めに割増しに切り替えないと意味が無い。


そして割増しにしたら必ず車内外の表示が変わっている筈です。

真っ昼間なのに表示の部分が「割増し」となっていたらこれは要注意です。


但し、東京では夜間割増し時間は22時〜5時ですが、地域によって異なる事があるようですのでそこは気を付けて下さい。

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