【タクシーネタ】女装趣味の男性がかいた大恥とは
先日ご乗車頂いた40代くらいの女性。
遠距離だったので色々な話になったんだけどね、知り合いに女装が趣味の人がいてさーってサラッと言う。
結構高カロリーな言葉をサラッと言う訳。
独身実家暮らしなんだけど、どうやら家族にはまだばれていないらしい。
服や化粧道具は車に積んで隠し、一都三県(東京、神奈川、埼玉、千葉)内では決して女装はしない徹底っぷり。
健全な清原みたいな生活。
本人いわく、女装すればそんじょそこらの女性より自分の方が綺麗な自信があるらしい。
仕事も金融関係で硬く収入もあるから普段はモテる。
女性からのお誘いもあるんだけど、自分よりも綺麗じゃないので付き合わないとか。
なんと言うか、ある意味徹底してて男らしい?
でもカミングアウトしている女友達とは持ちつ持たれつで、女友達に下着を買って貰う代わりに、化粧品をプレゼントするのだとか。
化粧品はギリいけても下着まではさすがに怪しまれると。
また化粧品には詳しいから、このメーカーの何番がきっと合うからとかってソムリエの如くプレゼントしてくれるらしい。
そりゃ確かに男って時点で骨格やら髭やらでハンデがあるから、化粧も頑張るし詳しくもなるね。
そんなある日、警察の検問にかかった時があったらしい。
飲酒検問くらいならあまり怪しくない限りトランクまでは見ないけど、この日は事件かなんかだったんだろうね。
トランクの中まで見せろと言われるが、トランクの中にはもちろんあのお宝が隠されてる。
当然しどろもどろになるが、警官は余計に怪しむよね。
結果全て見られて唖然とされた。
女性ものの服だけだったら、若干事件の臭いもするけど、化粧品までばっちりあればそういった趣味なのねっていう説得力が増す。
結局大恥はかいたけど、無罪放免。
女装趣味はいらない誤解を生む大変な趣味だって事が良く分かるね。
これで既婚者だったら、今度は浮気の疑いとの闘いもあるからね。
(警官の制服を何度かいてもTシャツになったので諦めた)