長崎原爆に被爆したお爺ちゃんの話
病院へ行く老夫婦のお客さんにご乗車頂き、こんな話を聞けた。
先の大戦が終わった後、お爺ちゃんは病院とは長い付き合いなのだと言う。
というのも、戦時中は学生で長崎に住んでいた。
そして終戦の直前、原爆ファットマンが長崎に投下された。
お爺ちゃんは直接被爆した訳ではないが、まだ地面が熱いうちに自宅が無事かどうか爆心地付近に見に行ったらしい。
その際に放射線により被爆。
それ以降体の所々で不調をきたし、定期的に病院に通っているのだそう。
調べると精子に尻尾の部分が無く生殖機能が低下している事が分かり、結果子供を授かる事がなく今に至ると。
お客さんからまた貴重な話を聞けた。