【タクシーネタ】酔っぱらいの「真っ直ぐ」だけは信用するなっていう話
前にラジオで、貰い物のとらやのようかんを我慢できずに車を運転しながら食べてたら警察に携帯電話使用かと勘違いされて止められたっていう話を投稿している人がいて、どこで披露しても通用するであろうここまで完成度の高い話が自分にあるのかって思った事がある。
— ぜつ (@zetupon) 2016年11月20日
最近はこんな事を呟いたりしてる奴がタクシーブログやっています。
ぜつと申します。
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酔ったお客さんってさ、何でか「真っ直ぐ真っ直ぐ」って言うんですよね。
乗ってからさ、行き先を聞くわけじゃないですか。
客「あ~真っ直ぐ!真っ直ぐ行って真っ直ぐ!」
こうですよ。
でもこれね、僕はもう絶対信用しないから。
「ひーっひっひっひ、この美味しいリンゴをお食べ!ひーっひっひっひ」
ってくらい信用しねーからな。
百歩譲って毒入りじゃないとしても、美味しくはない。
美味しいリンゴだったらもっと親しい人にあげるべきだから。
このお婆さんはこの美味しいリンゴをもっと親しい人にあげるべきだから。
僕「いやお客さん、真っ直ぐとおっしゃいますけど遠回りする訳にはいかないので、ご住所かなんか教えて頂けませんか?」
客「いやいいから、真っ直ぐ、真っ直ぐ行けよ真っ直ぐ!」
これで真っ直ぐ行ってさ、全然方向違くて正気になった時にボロクソにキレられるパターンを僕は何度も経験している。
少し前のあなたの姿をお見せしたい。
綺麗な4K動画でお見せしたいってなる事を何度も経験している。
これね、多分繁華街で営業するタクシー運転手は確実に経験しているんじゃないかな。
タクシーセンターの講習でも注意喚起がなされてた気がするよ確か。
だからね、やっぱし信用できません。
「ナビに入れちゃいますのでご住所をお願いします」
「いいから真っ直ぐだって言ってんだろ!舐めてんのかおい!」
いや、舐めてるか舐めていないかつったら、まぁ舐めてる側に寄ってるけども。
素直に住所教えてくれりゃーいいじゃん。
酔っぱらってて頭を使うのがかったるいっていう気持ちは良く分かりますよ。
でもね、僕だって一応プロドライバーの端くれ。
迅速かつ正確に目的地にお送りしたいんですよ。
客「とにかく真っ直ぐ行きゃいーんだよ真っ直ぐ!真っ直ぐ!」
目が開いているのか開いていないのか分かんないような酩酊っぷりだけど、ここまで言うならもう仕方ないよ。
ほんとね、音声も録音出来るドライブレコーダーが作動しているから、最悪それを提示するくらいの覚悟でね、進みましたよ真っ直ぐ。
知らないかんね。
お客さん2000円くらいで着ける場所に5000円くらいかかったって知らないかんね。
僕が肩代わりして自腹切るのは絶対嫌だかんね。
そんでまぁしばらく走ったらお客さんこう言いましたよ。
客「ああ、ここらでいいわ。サンキュー」
その場でお客さんは降りていった。
本当に美味しいリンゴのパターン!?
おかしいだろ!
あんだけ丁寧に前ふりしといてボケないってどういう事だよ。
酔っぱらいが真っ直ぐって言ってるのにそれが本当に真っ直ぐだったなんておかしいだろ!
どんな酔っぱらいだよ!
もっと飲んでこいよ!
ロシア人と飲んでこいよ!
※今日の写真は深夜の環七通り内回り。
千川通りから環七の側道に入った所。
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